知らないと損するリフォームの補助金・減税制度まとめ|申請方法や注意点を解説

株式会社平松建工
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リフォームには高額な費用がかかると思っていませんか?実は、国や自治体が用意している補助金・減税制度を正しく知って活用すれば、リフォーム費用を大幅に抑えることが可能です。知っているかどうかで、数十万円から百万円以上の差がつくことも少なくありません。この記事では、2024年最新の「子育てエコホーム支援事業」や「先進的窓リノベ事業」といった国の補助金から、お住まいの市区町村の助成金、所得税や固定資産税の控除まで、使える制度を網羅的に解説します。複雑な申請方法や注意点もステップごとに分かりやすく説明するため、この記事を読めば、ご自身が使える制度を見つけ、賢くお得にリフォームを進める具体的な方法がわかります。

目次

まずは知っておきたい リフォームで使える補助金と減税制度の基本

リフォームを検討する際、多くの方が気になるのが「費用」ではないでしょうか。実は、リフォーム費用の一部を国や地方自治体が支援してくれる「補助金制度」や、税金の負担が軽くなる「減税制度」が数多く存在します。これらの制度を賢く活用すれば、数十万円から百万円以上の費用負担を軽減できる可能性もあります。

しかし、「制度の種類が多くてよくわからない」「申請が難しそう」といった理由で、利用を諦めてしまう方も少なくありません。この章では、リフォームで使える補助金・減税制度の基本的な知識をわかりやすく解説します。まずはここをしっかり押さえて、お得にリフォームを実現するための第一歩を踏み出しましょう。

補助金と助成金の違い

リフォームの支援制度を探していると、「補助金」と「助成金」という2つの言葉を目にすることがあります。これらは混同されがちですが、厳密には異なる性質を持っています。違いを理解しておくと、制度を選ぶ際の参考になります。

一般的に、補助金は予算や採択件数に上限があり、審査によって交付先が決定されるのに対し、助成金は定められた要件を満たしていれば原則として誰でも受給できる、という違いがあります。リフォーム関連の制度では「補助金」という名称が多く使われますが、実質的には助成金に近い性質を持つものもあります。

項目 補助金 助成金
目的 国の政策や特定の事業を推進するため 特定の活動を奨励・支援するため
財源 主に税金 税金のほか、公営競技の収益金など多様
審査 あり(審査で採択・不採択が決まる) 原則なし(要件を満たせば交付される)
受給の難易度 高い傾向(予算や件数に上限がある) 低い傾向(要件を満たすことが重要)
公募期間 比較的短い期間で設定されることが多い 通年で受け付けている場合がある

特に人気の補助金は、申請が殺到して公募開始後すぐに予算上限に達し、締め切られてしまうケースも珍しくありません。リフォーム計画を立てる際は、早めに情報収集を始めることが重要です。

国の制度と地方自治体の制度

リフォームに関する補助金・助成金は、国が主体となって実施する制度と、お住まいの都道府県や市区町村などの地方自治体が独自に実施する制度の2種類に大別されます。それぞれに特徴があるため、両方の情報をチェックすることが大切です。

項目 国の制度 地方自治体の制度
実施主体 国(経済産業省、国土交通省、環境省など) 都道府県、市区町村
対象エリア 全国 その自治体の管轄区域内
予算規模 大きい 比較的小さい
特徴 省エネ、耐震、バリアフリーなど、国の政策目標に沿った大規模な事業が多い。 地域の課題解決(空き家対策、三世代同居支援、地域産材の利用促進など)を目的とした多様な制度がある。

国の制度は予算規模が大きく補助額も高額になる傾向がありますが、その分、省エネ性能の高い建材を使うなど、求められる工事の要件が厳しい場合があります。一方、地方自治体の制度は、より地域の実情に合わせた柔軟な内容になっていることが多く、国の制度の対象にならないような小規模なリフォームでも利用できる可能性があります。

重要なポイントは、国の制度と地方自治体の制度は、対象となる工事内容が重複しない限り併用できる場合があるということです。例えば、「窓の断熱リフォームは国の補助金、外壁塗装は市の補助金」といったように組み合わせることで、さらに多くの支援を受けられる可能性があります。

補助金と減税は併用できる?

リフォーム費用の負担を軽減する方法として、補助金と並んで重要なのが「減税制度」です。では、これら2つの制度は一緒に利用できるのでしょうか。

結論から言うと、補助金制度と減税制度は、原則として併用が可能です。これにより、補助金で工事費用の一部を補い、さらに確定申告で税金の還付を受けるという、二重のメリットを享受できます。

ただし、併用する際には非常に重要な注意点があります。それは、減税額を計算する際、リフォーム費用総額から受け取った補助金の額を差し引く必要があるというルールです。

例えば、以下のようなケースを考えてみましょう。

  • リフォーム工事費用:200万円
  • 受け取った補助金額:50万円

この場合、減税制度の対象となる費用(課税対象額)は、200万円から補助金の50万円を引いた「150万円」となります。もし補助金の額を差し引かずに200万円で申告してしまうと、過大な控除を受けることになり、後から税務署に指摘される可能性がありますので、必ず覚えておきましょう。リフォーム会社に相談する際は、補助金と減税の両方に詳しい業者を選ぶと安心です。

【最新版】国が実施する主要なリフォーム補助金制度

リフォームを検討する際に、まずチェックしたいのが国が実施している補助金制度です。近年は特に、省エネ性能の向上や子育て世帯の支援を目的とした大規模なキャンペーンが展開されています。これらの制度をうまく活用すれば、リフォーム費用を大幅に抑えることが可能です。ここでは、2024年度に利用できる国の主要なリフォーム補助金制度を詳しく解説します。

子育てエコホーム支援事業

「子育てエコホーム支援事業」は、エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯や若者夫婦世帯を対象に、高い省エネ性能を持つ新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修を支援する制度です。リフォームにおいては、幅広い工事が対象となっており、非常に使いやすい補助金として注目されています。

対象となるリフォーム工事と補助額

本事業では、必須となる省エネ改修工事(開口部の断熱、外壁・屋根・天井・床の断熱、エコ住宅設備の設置のいずれか)を行うと、その他の子育て対応改修や防災性向上改修なども補助対象となります。1申請あたりの合計補助額が5万円以上で申請可能です。

工事区分 工事内容の例 補助額
【必須】省エネ改修 開口部の断熱改修(ガラス交換、内窓設置、外窓交換、ドア交換) 大きさや性能により2,200円~27,000円/箇所
外壁、屋根・天井、床の断熱改修 断熱材の種類と使用量により19,000円~135,000円/戸
エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム、高断熱浴槽、高効率給湯器など) 27,000円~36,000円/台
【任意】その他 子育て対応改修(ビルトイン食洗機、掃除しやすいレンジフード、浴室乾燥機、宅配ボックスなど) 11,000円~28,000円/台
防災性向上改修(ガラス交換、外窓交換) 大きさや性能により9,000円~21,000円/箇所
バリアフリー改修(手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張、衝撃緩和畳の設置) 6,000円~36,000円/箇所

補助額の上限は、世帯の属性や住宅の状況によって異なります。原則として1戸あたり20万円が上限ですが、子育て世帯または若者夫婦世帯が既存住宅を購入してリフォームを行う場合は最大60万円、長期優良住宅の認定を受ける場合は最大45万円など、条件によって上限額が引き上げられます。

申請期間と手続きの流れ

申請手続きは、工事を行うリフォーム会社などの登録事業者が行います。施主(お客様)が直接申請することはできません。

  • 事業者登録期間:2024年1月下旬~2024年11月30日(予定)
  • 交付申請期間:2024年3月中旬~2024年12月31日(予定)

非常に人気のある制度のため、予算上限に達し次第、申請受付は締め切られます。リフォームを計画している方は、早めに補助金に詳しいリフォーム会社に相談し、手続きを進めることをおすすめします。

先進的窓リノベ2024事業

「先進的窓リノベ2024事業」は、既存住宅の窓やドアを高性能な断熱仕様に改修する工事に特化した補助金制度です。住宅の断熱性能を向上させる上で最も効果的とされる開口部のリフォームを促進し、光熱費の削減や快適な室内環境の実現を目的としています。補助額が最大200万円と非常に大きいのが最大の特徴です。

対象となるリフォーム工事と補助額

対象となる工事は、性能基準を満たす「ガラス交換」「内窓設置」「外窓交換」「ドア交換」です。補助額は、工事内容や設置する窓・ドアの断熱性能グレード(SS、S、A)、大きさによって細かく定められています。

工事内容 補助額の例(1箇所あたり) 備考
内窓設置(大サイズ・SSグレード) 112,000円 1戸あたりの補助上限額は200万円。1申請あたりの合計補助額が5万円以上で申請可能。
外窓交換(カバー工法)(中サイズ・Sグレード) 117,000円
ガラス交換(中サイズ・Aグレード) 33,000円

例えば、リビングの大きな掃き出し窓を高性能な内窓(SSグレード)にリフォームするだけで10万円以上の補助が受けられるなど、非常に手厚い支援内容となっています。家全体の窓をリフォームする場合、補助額は高額になる傾向があります。

申請期間と手続きの流れ

この制度も「子育てエコホーム支援事業」と同様に、登録事業者が申請手続きを行います。施主が直接申請することはできません。

  • 事業者登録期間:2024年1月下旬~2024年11月30日(予定)
  • 交付申請期間:2024年3月中旬~2024年12月31日(予定)

こちらも予算が限られているため、断熱リフォームを検討している場合は、早急に事業者へ相談し、申請準備を進めることが重要です。なお、子育てエコホーム支援事業と同一の窓・ドアで補助金を重複して受け取ることはできません。

給湯省エネ2024事業

「給湯省エネ2024事業」は、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野に着目し、高効率給湯器の導入を支援する制度です。対象となる高効率給湯器へ交換することで、光熱費の削減とCO2排出量の削減に貢献します。

対象となるリフォーム工事と補助額

補助対象となるのは、指定された性能基準を満たす「ヒートポンプ給湯機(エコキュート)」「ハイブリッド給湯機」「家庭用燃料電池(エネファーム)」の設置です。機器ごとに定額の補助が受けられるため、非常に分かりやすい制度です。

対象機器 基本補助額 性能加算額など
ヒートポンプ給湯機(エコキュート) 10万円/台 特定の性能要件を満たす場合、最大3万円の加算あり
ハイブリッド給湯機 13万円/台 特定の性能要件を満たす場合、最大2万円の加算あり
家庭用燃料電池(エネファーム) 20万円/台

さらに、これらの給湯器の設置と同時に、既存の電気温水器や蓄熱暖房機を撤去する場合には、追加で補助金が加算される制度もあります。

申請期間と手続きの流れ

申請は、他の省エネキャンペーンと同様に登録事業者が行います。施主が直接申請することはできません。

  • 事業者登録期間:2024年1月下旬~2024年11月30日(予定)
  • 交付申請期間:2024年3月中旬~2024年12月31日(予定)

給湯器の交換は、故障をきっかけに検討することが多いですが、故障する前にこの補助金制度を利用して計画的に交換することで、費用を大幅に節約できます。予算がなくなり次第終了となるため、早めの検討が賢明です。

長期優良住宅化リフォーム推進事業

この事業は、既存住宅の性能を向上させ、長く安心して住み続けられる「長期優良住宅」の認定取得や、一定の性能基準を満たすためのリフォームを支援する制度です。先に紹介した3つの事業とは異なり、住宅全体の価値を高める、より大規模で本格的なリフォームを対象としています。

対象となる工事は、以下の性能向上リフォームです。

  • 必須項目:構造躯体等の劣化対策、耐震性、省エネルギー対策のいずれか
  • 任意項目:居住環境、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策(バリアフリー改修)、可変性(間取り変更のしやすさ)など

補助率はリフォーム工事費用の3分の1で、補助上限額は住宅の性能や認定の有無によって異なります。例えば、長期優良住宅(増改築)認定を取得しないものの、一定の性能向上が認められる「評価基準型」では1戸あたり最大80万円(三世代同居対応改修などを実施する場合は最大100万円)、長期優良住宅認定を取得する「認定長期優良住宅型」では最大160万円(三世代同居対応改修などを実施する場合は最大180万円)の補助が受けられます。

申請には住宅診断(インスペクション)の実施やリフォーム履歴の作成・保存などが求められ、手続きが複雑なため、この制度に精通したリフォーム会社や設計事務所との連携が不可欠です。

見逃せない 地方自治体のリフォーム補助金制度

見逃せない!地方自治体のリフォーム補助金 補助金の探し方 3選 1 自治体公式サイト 「市区町村名 + リフォーム補助金」 などで検索。担当課のページを確認。 2 支援制度検索サイト 住宅リフォーム推進協議会のサイトで 地域や目的別に一括検索が可能。 3 役所窓口へ相談 Webで不明な点は直接問い合わせ。 代表電話から担当部署へ。 利用時の4つの注意点 ⚠ 予算と申請期間 先着順で早期終了することも。 年度初め(4月)からチェック! ⚠ 申請のタイミング 必ず「契約・着工前」に! 事後申請は不可がほとんど。 ⚠ 対象工事と業者要件 「市内業者を利用」などの条件を確認。 募集要項を隅々まで読む。 ⚠ 他制度との併用 国の補助金と併用できるか確認。 プロに相談するのが確実。 ※制度内容は自治体により異なります。必ず最新情報をご確認ください。

国が実施する大規模な補助金制度だけでなく、お住まいの都道府県や市区町村といった地方自治体も、独自にリフォームに関する補助金・助成金制度を用意しています。これらの制度は、国の制度に上乗せして利用できたり、より地域の実情に即した幅広い工事(耐震化、省エネ、バリアフリー、三世代同居、空き家活用など)を対象としていたりする点が大きな魅力です。見逃してしまうと大きな損につながる可能性もあるため、リフォームを計画する際は必ずチェックしましょう。

お住まいの市区町村の補助金を探す方法

ご自身が利用できる補助金制度は、いくつかの方法で探すことができます。情報が公開される時期は自治体によって異なりますが、新年度が始まる4月前後に最新情報が公開されることが多いため、早めに探し始めるのがおすすめです。

主な探し方は以下の3つです。

  1. 自治体の公式ウェブサイトで確認する
    お住まいの「市区町村名+リフォーム 補助金」や「都道府県名+住宅 助成金」といったキーワードで検索するのが最も手軽な方法です。自治体のウェブサイト内では、「まちづくり課」「建築指導課」「環境政策課」「子育て支援課」といった部署が担当していることが多いため、これらの部署のページを中心に探してみましょう。
  2. 支援制度検索サイトを活用する
    一般社団法人住宅リフォーム推進協議会が運営する「地方公共団体における住宅リフォームに関する支援制度検索サイト」を利用するのも非常に有効です。このサイトでは、お住まいの都道府県や市区町村を選択し、耐震や省エネ、バリアフリーといったリフォームの目的別に利用可能な制度を検索することができます。
  3. 役所の担当窓口に直接問い合わせる
    ウェブサイトを見てもよく分からない場合や、より詳細な情報を確認したい場合は、役所の担当窓口に直接電話したり、訪問して相談したりする方法もあります。どの課に問い合わせればよいか分からない場合は、まず代表電話に連絡し、リフォームの補助金について相談したい旨を伝えれば、担当部署につないでもらえます。

自治体の補助金を利用する際の注意点

自治体の補助金は、予算や期間が限られているなど、利用する上でいくつか注意すべき点があります。計画段階でこれらのポイントをしっかり押さえておかないと、「せっかくの制度が利用できなかった」という事態になりかねません。

注意点 詳細と対策
予算と申請期間 自治体の補助金は、年度ごとに予算が定められています。人気の制度は申請受付開始から短期間で予算上限に達し、早期に締め切られることが少なくありません。年度初め(4月頃)には情報収集を開始し、受付が始まったら速やかに申請できるよう準備を進めましょう。
申請のタイミング ほとんどの補助金制度では、工事の「契約前」や「着工前」に申請することが絶対条件となっています。すでに工事を始めてしまったり、契約を済ませてしまったりした後に申請しても、補助金は受けられません。必ずリフォーム会社との契約前に、補助金の申請手続きを行いましょう。
対象工事と施工業者の要件 制度ごとに、補助の対象となる工事内容(耐震補強、断熱改修など)が細かく定められています。また、自治体によっては「市内に本店を置く施工業者を利用すること」を条件としている場合があります。要件を満たさないと補助金は受けられないため、事前に募集要項を隅々まで確認することが重要です。
他の補助金との併用 国の補助金と自治体の補助金は、原則として併用できる場合が多いですが、制度によっては併用が認められていなかったり、補助対象となる工事箇所を分ける必要があったりします。どの制度をどのように組み合わせるのが最もお得になるか、リフォーム会社などの専門家と相談しながら慎重に検討しましょう。

このように、地方自治体の補助金制度は非常に魅力的ですが、手続きが複雑でタイミングもシビアです。どの制度が使えるのか、どのような手順で進めればよいのかなど、ご自身ですべてを把握するのは大変な作業になります。そのため、補助金申請の実績が豊富なリフォーム会社に相談し、サポートを受けながら進めるのが最も確実で安心な方法と言えるでしょう。

所得税や固定資産税が安くなる リフォーム減税制度を徹底解説

あなたに合うリフォーム減税制度は? ▼ 所得税の控除(いずれかを選択) 支払い 方法は? 自己資金 ローン利用 投資型減税 標準工事費の10%控除 (1年で完結) 返済期間は? 5年以上 10年以上 ローン型減税 年末残高の1%or2% (5年間控除) 住宅ローン減税 年末残高の0.7% (最大10年間) 有利な方を 選択 さらに! 固定資産税の減額措置 要件を満たせば、所得税の控除と併用可能

リフォーム費用を抑える方法は、補助金だけではありません。国が定める要件を満たすリフォームを行うことで、所得税や固定資産税が減額される「減税制度」も活用できます。補助金と減税制度は、それぞれ異なる特徴があり、併用できる場合もあります。ここでは、リフォームで利用できる代表的な減税制度について、種類や適用要件、控除額などを詳しく解説します。

リフォーム促進税制(所得税の控除)

リフォーム促進税制は、特定の質の高いリフォームを行った場合に所得税が控除される制度です。支払い方法によって「投資型減税」と「ローン型減税」の2種類に分かれており、どちらか一方を選択して適用を受けることになります。また、後述する「住宅ローン減税」とも選択適用となるため、どの制度がご自身の状況にとって最も有利かを見極めることが重要です。対象となる主なリフォーム工事は、耐震、バリアフリー、省エネ、三世代同居対応、長期優良住宅化などです。

投資型減税

投資型減税は、自己資金でリフォーム費用を支払った場合に適用できる制度です。対象となるリフォーム工事の「標準的な工事費用相当額(上限あり)」の10%が、その年の所得税額から直接控除されます。リフォームローンを組まない方や、控除を1年で完結させたい方におすすめです。

投資型減税の概要(主なリフォーム)
リフォームの種類 控除対象限度額 最大控除額 主な適用要件
耐震リフォーム 250万円 25万円
  • 自らが居住する住宅であること
  • 床面積が50㎡以上であること
  • 合計所得金額が2,000万円以下であること
  • 工事完了から6ヶ月以内に入居すること
  • 工事費が50万円超であること(省エネのみ)
バリアフリーリフォーム 200万円 20万円
省エネリフォーム 250万円
(太陽光発電設置の場合は350万円)
25万円
(太陽光発電設置の場合は35万円)
長期優良住宅化リフォーム 耐震または省エネ改修を伴う場合:500万円
上記以外:250万円
耐震または省エネ改修を伴う場合:50万円
上記以外:25万円

※複数のリフォームを同時に行う場合、控除対象限度額は合算できますが、最大控除額には上限があります。

ローン型減税

ローン型減税は、返済期間5年以上のリフォームローンを利用した場合に適用できる制度です。年末のローン残高に応じて、5年間にわたり所得税の控除が受けられます。控除率は、対象工事費用の割合に応じて年末ローン残高の1%または2%となります。高額なリフォームでローンを組む場合にメリットが大きくなる可能性があります。

ローン型減税の概要
項目 内容
控除期間 5年間
控除額 以下のいずれか少ない方の金額
  • (A)年末ローン残高(上限1,000万円)× 控除率(2%または1%)
  • (B)リフォームの標準的な費用額(上限250万円)× 2%
5年間の最大控除額 約12.5万円
主な適用要件
  • 自らが居住する住宅であること
  • 床面積が50㎡以上であること
  • 合計所得金額が2,000万円以下であること
  • 返済期間5年以上のリフォームローンを利用すること

住宅ローン減税との違い

住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)は、主に住宅の購入時に利用される制度ですが、100万円以上の大規模なリフォームで、返済期間10年以上のローンを組む場合にも利用可能です。リフォーム促進税制(ローン型減税)と住宅ローン減税は併用できず、どちらかを選択する必要があります。控除期間や控除額が大きく異なるため、ご自身のローン返済計画やリフォーム内容に合わせて慎重に選びましょう。

リフォーム促進税制(ローン型)と住宅ローン減税の比較
項目 リフォーム促進税制(ローン型減税) 住宅ローン減税
必要なローン返済期間 5年以上 10年以上
控除期間 5年間 最大10年間(または13年間)
控除額の計算 年末ローン残高の1%または2% 年末ローン残高の0.7%
対象工事 省エネ、バリアフリーなど特定の工事が必須 増改築、大規模な修繕など(100万円超)
特徴 小規模なリフォームでも利用しやすい 大規模・高額なリフォームでメリットが大きい

固定資産税の減額措置

所得税だけでなく、特定の要件を満たすリフォームを行うと、工事完了の翌年度分の家屋にかかる固定資産税が減額されます。この制度を利用するには、原則として工事完了後3ヶ月以内に、リフォーム内容を証明する書類を添えて市区町村に申告する必要があります。申告を忘れると適用されないため、注意が必要です。

固定資産税の減額措置の概要
リフォームの種類 減額内容 主な要件
耐震リフォーム 翌年度分の固定資産税を1/2減額
  • 1982年1月1日以前に建てられた住宅
  • 工事費用が50万円超
バリアフリーリフォーム 翌年度分の固定資産税を1/3減額
  • 新築から10年以上経過した住宅
  • 65歳以上の方、要介護・要支援認定者、障がい者のいずれかが居住
  • 工事費用が50万円超
省エネリフォーム 翌年度分の固定資産税を1/3減額
  • 2014年4月1日以前に建てられた住宅
  • 窓の改修工事が必須
  • 工事費用が60万円超
長期優良住宅化リフォーム 翌年度分の固定資産税を2/3減額
  • 耐震リフォームまたは省エネリフォームを実施
  • 工事費用が50万円超
  • 長期優良住宅の認定を取得

その他の税金の特例措置

上記以外にも、リフォームに関連する税金の特例措置がいくつか存在します。状況によっては大きな節税につながるため、概要を把握しておきましょう。

住宅取得等資金贈与の非課税措置
親や祖父母からリフォーム資金の贈与を受けた場合、一定額まで贈与税が非課税になる制度です。省エネ性能などが高い質の高い住宅の場合、非課税限度額が上乗せされます。この特例は、贈与を受けた年の翌年に贈与税の申告を行う必要があります。

不動産取得税の軽減措置
中古住宅を購入してリフォームする場合などに、不動産取得税が軽減されることがあります。耐震基準に適合しない中古住宅を取得し、耐震改修を行った場合などが対象です。

登録免許税の軽減措置
中古住宅の購入に伴い所有権移転登記を行う際、特定の要件を満たすリフォームを行うことで登録免許税の税率が軽減される場合があります。

これらの減税制度は、それぞれ適用要件や手続きが細かく定められています。どの制度が利用できるか、またどの制度が最も有利かは、リフォームの内容や資金計画によって異なります。不明な点があれば、税務署や税理士、または減税制度に詳しいリフォーム会社に相談することをおすすめします。

補助金申請から受給までの流れと申請方法

補助金申請から受給までの4ステップ STEP 1 利用する制度と対象工事の確認 国や自治体の制度をリサーチし、条件に合うか比較検討する STEP 2 補助金に詳しいリフォーム会社へ相談 登録事業者であるか確認し、プランと予算を相談する STEP 3 必要書類の準備と交付申請 見積書や図面などを準備し申請を行う ⚠️ 注意:必ず「交付決定通知」が届いてから着工すること STEP 4 工事完了後の実績報告 工事完了写真等を提出 → 審査通過後に補助金振込

リフォームで補助金を利用したいと思っても、「手続きが複雑そう」「何から始めればいいかわからない」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、申請から受給までの全体像を把握しておけば、スムーズに手続きを進めることが可能です。ここでは、補助金を利用するための基本的な流れを4つのステップに分けて、具体的に解説します。

STEP1 利用する制度と対象工事の確認

まず最初に行うべきことは、利用できる補助金制度をリサーチし、ご自身が計画しているリフォームがその対象となるかを確認することです。国が実施する大規模な制度から、お住まいの地方自治体が独自に行う小規模な制度まで、補助金には様々な種類があります。

国の制度については各事業の公式サイト、地方自治体の制度については市区町村のホームページや広報誌などで情報を得ることができます。耐震、省エネ、バリアフリーなど、リフォームの目的によって対象となる制度が異なるため、どの制度が自分のリフォームに最適かを見極めることが最初の重要なステップです。複数の制度の対象となる場合は、補助額や条件を比較検討し、最も有利なものを選択しましょう。

STEP2 補助金に詳しいリフォーム会社への相談

利用したい補助金制度の候補が見つかったら、次に補助金申請の実績が豊富なリフォーム会社に相談しましょう。特に「子育てエコホーム支援事業」のような国の主要な補助金制度は、登録事業者でなければ申請手続きができない仕組みになっています。

補助金制度は年度ごとに内容が変更されたり、申請期間が限定されていたりするため、最新の情報に精通した専門家のアドバイスは不可欠です。リフォーム会社に相談する際は、以下の点を明確に伝えると、より具体的な提案を受けやすくなります。

  • リフォームの目的(例:断熱性を高めたい、老朽化した水回りを一新したい)
  • リフォームしたい箇所と工事内容の希望
  • おおよその予算
  • 利用を検討している補助金制度

信頼できるリフォーム会社は、対象工事のプランニングから複雑な申請手続きの代行まで、一貫してサポートしてくれます。

STEP3 必要書類の準備と交付申請

リフォーム会社と工事内容が固まったら、いよいよ補助金の交付申請手続きに進みます。交付申請とは、リフォーム工事を開始する前に「この工事に対して補助金の交付を予約します」という意思表示を行う手続きのことです。この申請が受理されて「交付決定通知」を受け取ってからでなければ、工事に着手できない点に注意が必要です。

申請には多くの書類が必要となりますが、一般的に以下のようなものが求められます。制度によって必要書類は異なるため、必ず公式サイトやリフォーム会社にご確認ください。

書類のカテゴリ 主な書類の例
本人確認・建物情報
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)の写し
  • 建物の登記事項証明書(登記簿謄本)の写し
工事関連
  • 工事請負契約書の写し
  • 対象工事の内容や費用がわかる見積書
  • 工事箇所の着工前の写真
その他
  • 補助金交付申請書(指定様式)
  • 共同事業実施規約(事業者と共同で申請する場合)

書類に不備があると審査が大幅に遅れたり、最悪の場合、申請が受理されなかったりすることもあります。また、多くの補助金は予算の上限に達し次第、受付を終了してしまいます。リフォーム会社と密に連携を取り、早めに、かつ正確に書類を準備することが成功の鍵となります。

STEP4 工事完了後の実績報告

交付決定通知を受け取り、リフォーム工事が無事に完了したら、最後にもう一つ重要な手続きが残っています。それが「実績報告(完了報告)」です。これは、申請した計画通りに工事が完了したことを証明し、最終的な補助金額を確定させるための手続きです。この実績報告が承認されて、初めて指定の口座に補助金が振り込まれます。

実績報告にも、以下のような書類の提出が求められます。

  • 工事完了報告書(指定様式)
  • 工事後の写真(計画通りに施工されたことがわかるもの)
  • 工事代金の支払いが確認できる書類(領収書等)の写し
  • (必要な場合)建築士による検査済証の写し

実績報告にも提出期限が厳格に定められていますので、工事が完了したら速やかに手続きを進める必要があります。通常はリフォーム会社が報告手続きもサポートしてくれますが、工事完了後の流れについても事前に確認しておくと安心です。

複雑な手続きも安心 補助金リフォームは平松建工に相談

ここまで解説してきたように、リフォームで活用できる補助金や減税制度は多岐にわたります。しかし、その多くは申請期間が限られていたり、必要書類が複雑であったりと、個人で全ての情報を正確に把握し、手続きを進めるのは決して簡単ではありません。せっかく対象になる工事なのに、申請のタイミングを逃したり、書類の不備で補助金が受け取れなかったりするケースも少なくないのです。

そんな複雑で面倒な手続きの不安を解消し、お得にリフォームを実現するために、補助金申請の実績が豊富なリフォーム会社へ相談することが最も確実な方法と言えるでしょう。私たち平松建工は、補助金・減税制度を活用したリフォームの専門家として、お客様一人ひとりに最適なプランをご提案します。

補助金申請でつまずきやすい3つのポイント

補助金申請を個人で行う際に、特に注意が必要なポイントは以下の3つです。これらを知らずに進めてしまうと、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

  • 制度の複雑さと最新情報の見落とし
    国の制度と自治体の制度、さらに減税制度が絡み合うと、どの組み合わせが最もお得になるのか判断が難しくなります。また、制度内容は頻繁に更新されるため、常に最新情報を追いかける必要があります。
  • 膨大な必要書類と手続きの煩雑さ
    申請には、工事請負契約書や本人確認書類、工事前後の写真、各種証明書など、多くの書類が必要です。一つでも不備があると受理されず、手戻りが発生してしまいます。
  • 申請タイミングの厳守
    補助金の多くは「工事着工前」の申請が必須です。また、予算上限に達すると期間内でも受付が終了してしまいます。リフォームの計画と並行して、適切なタイミングで申請準備を進めなければなりません。

なぜ平松建工なら補助金リフォームがスムーズなのか

平松建工が、お客様の補助金リフォームをスムーズに実現できるのには理由があります。長年の実績で培ったノウハウと、お客様に寄り添うサポート体制で、安心してお任せいただけます。

豊富な実績と専門知識を持つスタッフ

平松建工には、これまで数多くの補助金申請をサポートしてきた専門スタッフが在籍しています。子育てエコホーム支援事業や先進的窓リノベ事業といった国の大型補助金はもちろん、各市区町村が独自に実施する小規模な助成金制度まで、幅広い知識と実績があります。常に最新の制度情報を収集・分析し、お客様のリフォーム内容に最適な制度をご提案します。

ワンストップ対応で手間を大幅に削減

リフォームのご相談から、補助金制度の調査、最適なプランのご提案、煩雑な申請書類の作成代行、施工、そして工事完了後の実績報告まで、平松建工がワンストップで対応いたします。お客様に行っていただく作業を最小限に抑え、時間的・精神的な負担を大幅に軽減できるのが大きな強みです。

お客様に最適な制度の組み合わせを提案

一つのリフォームで複数の補助金を併用できるケースや、補助金と減税制度を組み合わせることで、さらにお得になる場合があります。平松建工では、お客様のご要望や住宅の状況を丁寧にヒアリングした上で、最もメリットが大きくなる制度の組み合わせをシミュレーションし、ご提案します。「どの制度を使えば良いかわからない」という方も、安心してご相談ください。

平松建工の補助金申請サポート体制

平松建工にご相談いただいた際の、具体的なサポート内容と流れをご紹介します。お客様の負担を限りなくゼロに近づける体制を整えています。

ステップ 平松建工のサポート内容 お客様にご対応いただくこと
STEP1: ご相談 リフォームのご希望やご予算、ご家族構成などをヒアリング。現地調査を行い、活用できそうな補助金・減税制度をリストアップします。 リフォームに関するご希望やお悩みをお聞かせください。(ご相談・お見積りは無料です)
STEP2: プラン提案・申請準備 調査結果を基に、補助金額を含めた最適なリフォームプランとお見積りをご提案。申請に必要な書類の収集・作成を代行します。 ご提案プランの確認と、弊社で用意できない一部書類(身分証明書のコピーなど)のご準備。
STEP3: 交付申請・工事着工 弊社が事業者として、各制度の事務局へ交付申請手続きを行います。交付決定の通知を受けた後、計画に沿って工事を開始します。 交付決定までお待ちいただきます。
STEP4: 実績報告・補助金受給 工事完了後、定められた様式に沿って実績報告書を作成し、提出します。報告が受理されると、補助金が交付されます。 工事完了の確認。補助金はお客様に直接振り込まれるか、弊社が代理受領し工事代金に充当します。(制度により異なります)

リフォームの補助金・減税制度は、知っているかどうかで数百万円単位の差が生まれることもあります。少しでもお得に、そして快適な住まいを実現するために、まずは専門家である平松建工の無料相談をご活用ください。お客様の理想のリフォームを、全力でサポートいたします。

まとめ

本記事では、リフォームで活用できる補助金や減税制度について、国の主要な制度からお住まいの自治体のもの、所得税や固定資産税の優遇措置まで網羅的に解説しました。これらの制度を賢く利用することで、リフォームにかかる費用負担を大幅に軽減できる可能性があります。

ただし、補助金や減税制度は「子育てエコホーム支援事業」や「先進的窓リノベ2024事業」など種類が多く、それぞれ対象となる工事や要件、申請期間が異なります。また、制度は毎年のように更新されるため、個人で最新情報を正確に把握し、複雑な手続きを間違いなく進めるのは容易ではありません。

結論として、これらの有益な制度を漏れなく最大限に活用するためには、補助金申請の知識と実績が豊富なリフォーム会社に相談することが最も確実で安心な方法です。どのような制度が利用できるか、まずは専門家である平松建工へお気軽にご相談ください。

※記事内容は実際の内容と異なる場合があります。必ず事前にご確認をお願いします

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株式会社平松建工

詳細情報

〒477-0031 愛知県東海市大田町畑間71-1

URL:https://www.reformwing.jp/

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